PROFILE

三遊亭 ときん

1976年(昭和51年)
1月28日
東京都大田区中央に生まれる
1987年(昭和63年)
4月
大田区立大森第三中学校に入学
友達が立候補した生徒会の応援演説で持ち時間を間違え
突然早口になったことが見ていた生徒たちの爆笑を誘う。
その時に「大勢を笑わす」という不思議な感覚と
「ウケる」という快感を覚える。
1990年(平成2年)
3月
大田区立大森第三中学校を卒業
1990年(平成2年)
4月
東京都立九段高等学校に入学
学校の割と近くに国立演芸場があり
高校二年の夏に気紛れに一人で行く。
その時に噺家がただ一人で喋ってるだけなのに
周りの大人が爆笑している光景にカルチャーショックを受ける。
それから落語に夢中になる。
が、青春真っ只中の他の同級生たちとは全く話が合わず
友達の少ない高校生活を過ごす。
1994年(平成6年)
3月
東京都立九段高等学校を卒業
1997年(平成9年)
4月
東京農業大学農学部に入学
人よりやや長い浪人生活の末、東京農大に入学。
落語研究会に入会。
コントの研究に没する会員に紛れ、落語にのめり込む。
落研の活動に夢中になり過ぎ就職活動を忘れる。
なお大学の同期5人も就職活動を知らず
就職率0%と言う記録を作る。
2001年(平成13年)
3月
東京農業大学農学部を卒業
就職に失敗・・・というか就職の仕方を知らなかったため
昼夜アルバイトの生活に入る。
飲食業(調理業務)ばかり働き過ぎた結果
調理師の受験資格を満たし調理師免許を取得。
蕎麦屋でのアルバイトの経験から
温度計に頼らず天婦羅を揚げられるようになる。
これらの経験が後に飲食店での
一日店長のイベントで生きることになるとは
この時の本人には当然知る由も無い。
色々迷い思い詰めた末に落語家に成ろうと決意し
三遊亭金時(現金馬)の門を叩く。
2003年(平成15年)
4月
三遊亭金時(現金馬)に入門
2003年(平成15年)
7月21日
前座となる 前座名「時松」
周りを巻き込む「シクジリ前座」として先輩から恐れられる。
某先輩曰く「全速力で全く違う方向に走って行くタイプ」。
色々な方に支えられ何とか前座勤めを終える。
2006年(平成18年)
5月21日
二ツ目昇進
東中野のポレポレ坐で定期的な独演会「時松歳時記」を開催し
少しづつネタを増やす。
一方で入門同期の「TEN」という10人のグループに参加。
番頭役を務めつつ、切磋琢磨し落語の幅を広げる。
2017年(平成29年)
3月21日
真打昇進 「ときん」と改名
東京都浴場組合の広報誌「1010」にて
銭湯レポーターとして定期的に活躍。
東京都内を中心に、ご縁の出来た日本各地を落語の口演に回る。
飲食店ではお酒の噺を得意とし
お店の売り上げにも貢献し好評を博している。
浅草演芸ホール8月のお盆興行「納涼住吉踊り」の座員であり
その特技を生かし一席後に寄席の踊りを披露する事もある。

撮影 / 吉田みちこ